なぜ日本人は「幸せな時間」を増やすことができないのか?
かつての日本と同じように急激な経済発展を遂げている中国でも、どこの公園に行っても昼間には、おじいちゃんとおばあちゃんが孫を連れて公園に集まり、二胡を弾きながら歌ったり踊ったりしていました。
なぜ日本は、経済的に豊かな国にもかかわらず、家族や友人を大切にする「幸せな時間」を増やすことができていないのでしょうか?
私が世界各国で出会ってきた「幸せな人々」とお金の原理原則を学んだ後に出会ってきた「不幸せな人々」。
両者の間で決定的に違うことは、やはり「お金を稼げば、とりあえず幸せになれる」という観念が存在しているか、していないかということなのではないかと思います。
お金への価値観は働く目的と直結している
お金への価値観は、働く目的と直結しています。
そして日本人はこれまで「エコノミックアニマル」と揶揄されるほど、仕事に身を捧げてきました。
なぜ、私たちはこれほどまでに「働くこと(お金を稼ぐこと)」に絶対的な忠誠心を持っているのでしょうか。
複数の要因があり、一つには、仏教的な世界観の影響も大きいとは思いますが、旅を通じて私が実感したのは、日本という特色ある風土だからこそ育まれた、特殊な「個人と社会」の関係でした。
日本は古来、山と森、雨と陽の光などに恵まれ、稲作を中心に生活をしてした。
一方で日本ほど台風や地震、火山噴火など天災の多い土ませんでした。
生きているうちに何度も天災に見舞われる日本の人々は、自分一人の力で生きていくことが難しかったのです。
かといって島国ですから、他の土地に移動することも難しい。
そこで、世界の他の文化圏以上に、村単位の地域コミュニティと密接に関わり、協力しあう必要に迫られたのです。
そのような社会では、働くことを通して、自分の地域に貢献することがとても重要になります。
隣の家を建てる時、田植えを行う時は村の皆で協力する。
逆に、そのような村への貢献を行わない人々に対しては、社会はとても辛辣でした。
「村八分(むらはちぶ)」や「姥捨て(うばすてやま)」といった言葉の裏にはそのような厳しさが潜んでいます。
そういった背景が、「働く」という行為を絶対的なものにしました。
働く上で、勤勉さ、協調性といった姿勢が歓迎されるのも、そのような感覚が、いまなお日本人の価値観に強く残っているからだと思います。
稼ぐお金は同じなのに、働く時間は1・5倍
経済協力開発機構(OECD)が調べた有償労働時間(サービス残業などの無償労働時間をのぞいた労働時間)のデータによると、デンマークの有償労働は)・75時間で世界で最も短いようです。
有償と無償を合計して労働時間でも、ベルギーに次ぎ、世界第2位。
一方、日本はというと有償労働時間は6・3時間と世界最長。
一日の平均労働時間でも世界で2番目に長いという結果となっています。
もちろん、お金を稼ぐために決して悪いことではありません。
ただ、もったいないのは、「お金があれば幸せになれる」と盲目的に信じて、稼ぐためだけに働き続けることです。
さらに、日本人が、お金に対して盲目的になってしまった原因。
それは、1945年にあるのかもしれません。
戦争に負け、すべてを失った日本人は、がむしゃらに働き、劇的な復興を遂げ、経済大国としての地位を確立しました。
結果、生活はたしかに豊かになり、その富の蓄積のうえに現代の私たちの暮らしがあります。
しかし、その劇的な復興の代償として、本来は、人々が幸せに生きるための便利な「道具」でしかなかったお金が、人々が働き、生きる「目的」にすり替わってしまった。
一生懸命働いて、とにかくお金さえ手にすれば幸せに、お金を絶対の存在として盲目に信じるようになってしまったのはないでしょうか。
お金を「目的」にして振り回される人・お金を「道具」として使いこなす人
お金の原理原則を学んでから、私は「幸せなお金持ち」「お金を持っているのに不幸な人」「お金がないのに幸せな人」「お金がなくて不幸な人」、この四種類に人々を分ける要因を見つけることができました。
それは、お金を「目的」と捉えるのか「道具」として捉えるのかの違いです。
お金を「目的」として捉える人たちは、次のような考え方を持っています。
お金がないと幸せになれない。お金があれば幸せになれる。
お金とは、自分の働く時間と交換して得るもの。
サービスや製品の対価として支払うお金は1なるく少ない方がいい。しかし、一方で無意識的には、お金を面倒くさいもの、とか、ありすぎると不幸になるものと考えていたりします。
これは、お金自体の価値とパワーを盲目に信じきって、それが「道具」あることを見落としています。
なので、それを手に入れることが「幸せ」につながるという考えを持っています。
つまり、お金そのものを生きる「目的」とする考えです。
なのにどこかでお金自体を汚いモノとして捉えている。
そう、私たち日本人にはこのようなネガティブお金観を持つ人が多いのです。
一方、お金を「道具」として捉えている人は、次のような考え方を持っています。
お金とは、本質的には無価値だが、人間が発明した偉大なる「信頼の媒介物」である。
最も大切なことは、人と人との信頼関係そのものを醸成していくこと。
お金とは自らが生み出した付加価値の対価として受け取るもの。
お金を支払うということは、その相手に自らの信頼を渡すということ。
だから、必ずしも安ければよいというわけではない。
お金を他者との信頼関係を築き、その信頼を交換し合い、自らの現するためのポジティブな「道具」として捉えています。
そして、お金を「道具」として捉えている人は、保有するお金の量にかかわらず、幸せな人生を送っています。
反対に、お金を「目的」として捉える人たちは、人間関係に問題を抱えていたり、どこか心の貧しさを負って生き
ています。
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