みなさんは、「こんな時代に生まれたから仕方がない」とあきらめ、不安を抱えながら細々と生きていかないといけないのでしょうか。
そんなわけはありません。
いったいどうすれば不安から脱け出すことができるのか?
どのようにお金とつきあえば、一生お金に振り回されず、楽しく自由に生きていけるのか?
その答えを、みなさんにお伝えしていきます。
まずは、おさえておきたいお金の5つの力を知って欲しいと思います。
知る「資産を減らさない力」
お金の不安はじつは「思い込み」だった
僕たちの世代は生まれたときからずっと不景気で、経済も国の勢いも右肩下がり。
「会社にいれば給与が上がる」わけでも、「正社員なら安泰」というわけでもありません。
しかも、少子高令化で、将来年金が支給されるのかも不安です⋯⋯。
どうすればいいのでしょうか?
まず、率直に言えば、質問の前提が間違っています。
間違っているというか、勘違いしているんですね。
世の中って、本当に右肩上がりが「普通の姿」なのでしょうか?
たしかに、戦後の日本は高度成長しました。「右肩上がり」の時代が長く続き、なんとなく世)中も明るいムードに満ちていました。給与は上がる、人口は増える、生活はみるみる豊かになる、黙って働けばほとんどの人が出世できる
今では考えられません。
そこでまずは知っておいて欲しいことは、
- 必要なのは、ホントとウソの見極め。情報に惑わされないための「お金リテラシー」。
- 将来の年金支給額はこの国の経済成長による。政府が国債を発行できる限り、年金制度が破綻することはない。
- 政府の大原則は「負担が給付」(みんなで負担しない限り政府からお金は出ない)。
- 世代間の不公平は少子高齢化を言い換えただけ。それに悩むよりも、どうすれば自分たちの人生が少しでもよくなるかを考える。
- 社会はものすごい勢いで変化しているのに気づいている人は少ない。
使う「人生を豊かにすることにお金を使う力」
知っておくべきセオリーは「財産三分法」だけ
僕たちが陥っている「不安の正体」については「お金とのつきあい方」が重要です。
年金や医療保険のような大きなレベルのお金ではなく、毎月の給与や年に2回のボーナスといった「自分のお金」と、どうつきあっていけばいいのでしょうか。
具体的なお金とのつきあい方について、今みなさんは、自分の毎月の給与と手取り、そしてそれをどれくらい使い、どれくらい預金しているか、把握していますか?
- まずは給与明細を見て自分のお金の入り口を把握しよう。
- お金は財布(日常で使うお金)、投資(なくなってもいいお金) すぐに引き出せる預金(流動性の高いお金)の「財産三分法」 で管理する。
- 貯めるよりも増やすよりも「使う」ことが大事。お金は使うことではじめて価値が生まれる。
- お金を使うときのルールは「楽しい」かどうかだけ。
- 同じお金で同じ経験をするなら、若いうちのほうがいい経験になる。
- 「マイホーム神話」「専業主婦文化」など、高度成長期の常識は もう通用しない。
貯める「支出を減らす力」
本当にその「貯蓄」は必要か?
平成が終わり令和となった今、「戦後50年の異常な社会常識に惑わされない」「みんなにとっての正解はない。自分を知り、自分にとっての正解を見つけよう」ということが大切世の中になってきています。
「貯める」は、「使う」と切っても切れない関係にあります。
使いすぎては貯められないし、貯めることばかり考えていては、楽しく使えない⋯⋯。
そのバランスにみんな苦労しているのですよね。
心配する必要はありません。
「貯める」の法則は、「使う」よりもさらにシンプル。
- 「〇万円貯める」より「毎月お金が入ってくること」が大事。
- 貯蓄はあくまで万が一に備えるセーフティネット。
- 貯蓄のコツは、期限と貯める額を決めたら使わない、これだけ。
- 保険は保険、貯蓄は貯蓄。分けて考えて、必要最小限のコスト でリスクに備えよう。
- 人生最大のリスクは働けなくなること。「株式投資」と「保険」で備えよう。
増やす「資産を増やす力」
なぜ投資が必要なのか
財産三分法で、「投資」とは「なくなってもいいお金で、うなものにお金を投じること」だと説明しました。
では、そもそも、なぜリターンを得るためにお金を投じなければならないのでしょうか。
ただでさえ貴重なお金なのだから、そのまま現金として持っていたほうが安全じゃないか。
投資して失敗したらどうするんだ。そう思われるかもしれません。
でも、お金を殖やしたいと思ったら、蛇口から出てくる水を増やすか、水槽から出ていく水を減らすしかありません。
そうですね。
この2つの選択肢のうち、後者の「水槽から出ていく水を減らす」は、すなわち「お金を使わない」ということ。なんだか先が明るくないですよね。
しかも、一生それを続けていくのかと思うと、うんざりしてしまう。
そこで大切なのが、「入ってくる水を増やす」ことです。
蛇口の数を増やしたり、ひとつの蛇口から出る水の量を増やしたりして、「フロー」を潤沢にするのです。
しかし、いまと同じ仕事を同じようにこなし、いままでと同じような生活をしているのでは、入ってくる水を増やすことはできません。
では、どうすればいいか?
投資の力を借りるのです。
- 投資はじっくり育てるもの。だからこそ時間を味方につける。
- 投資の鉄則はリスクを分散し、成長性のあるものに長期投資。
- いちばん成長性が高いのは、自己投資。
- 投資初心者には、毎月一定額ずつ買っていく「ドル・コスト平均法」が定石。
稼ぐ「収入を増やす力」
ここまで「入ってくる水」、すなわち「フロー」が「ストック」よりも大切だと少しはわかったかと思ってるんです。
でも、ちょっと調べてみたのですが、若者の失業率はほかの世代に比べて高く、代前半で6.3%だそうです(内閣府発表2015年版「子ども・若者白書」)。
これって、そもそも蛇口ということですよね。
それに、どんなに大きな企業に入社したとしてもいつ倒産するかわからない時代です。
どうすれば、一生食いっぱぐれずに働き続けられるのでしょうか。
- 日本は今後、800万人規模の労働力不足に陥る。
- 「定年制」 「年功序列制」などは今後廃止され、日本も実力主義 に向かうだろう。
- いまの日本では、給与が上がらず平均所得も下がっている。社会が実力主義になれば正社員のうまみも減っていく。
- お金を稼ぐことは、「自由」という人生の選択権を手にすることに等しい。
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